Member

水野 聖良

研究科
人間科学研究科
専攻
人間科学専攻
専門
教育社会学
所属学会
子ども社会学会・社会教育学会
職歴・学歴
2017年4月〜2021年3月 神戸大学国際人間科学部グローバル文化学科
2018年8月〜2019年6月 ヘルシンキ大学(交換留学) 
2021年3月〜2023年3月 大阪大学人間科学研究科
趣味・特技
ボードゲーム(カタン・ドミニオン)
修士論文
ユースセンターにおける教育支援の意義と課題ー子ども・若者の経験と語りに着目してー
論文・活動実績
【学術論文】
・水野聖良,「多様化する子ども・若者の課題に対する学校外支援の在り方―ユースワーク・ユースソーシャルワークに着目して―」『教育文化学年報』第17号, 大阪大学大学院教育文化学研究室, pp134-144, 2022年。
・水野聖良,「〔書評〕宮本みち子・佐藤洋作・宮本太郎編書『アンダークラス化する若者たち―生活保障をどう立て直すか―』明石書店, 2021年, 320頁, 定価2530円」『未来共創』第9号, pp310-313, 大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター, 2022年。
・濱元伸彦, 西徳宏, 水野聖良著, 志水宏吉編「大阪市立M中学校「自己実現100%にむけた学校づくり」」2022年,『社会関係資本を生かした学校づくり(令和3年度報告書)』, pp122-142, 2022年。
・水野聖良, 畠山尚之, 堀崎光人「子ども・教育」『東日本大震災被災地復興フィールドワーク』大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター人間科学未来共生博士課程プログラム, pp8-26, 2022年。

【競争的資金獲得歴】
・水野聖良, 2021年度 公益財団法人ユニベール財団研究助成金, 70万円獲得
・遠藤祐輔, 水野聖良, 阪本晴香, 塩田裕之, 竹本智哉, 周氷竹, 2022年度 超域イノベーション博士課程プログラム,「グループ企画支援」, 30万円獲得
研究室URL
教育文化学研究室

Message私は現在、子ども・若者の社会的包摂と社会的成長を促すユースワークの取り組みの意義を、フィールドワークやインタビューの手法を用いて解明する研究をしています。ユースワークは、対象を絞らず、教育と福祉の枠組みを超えて子どもや若者と関わる学校外教育の実践の方法で、ヨーロッパを中心に発展してきました。近年、日本においても注目され始めていますが、未だ実証的な研究は見られないため、関心を持って取り組んでいます。学部時代から、経済的・社会的に厳しい環境にある子どもや若者と関わりながら、学習支援教室やプログラミング学習教室でスタッフをするなど関心を持って取り組んできました。またフィンランドやイギリス、ベルギーなど、海外の教育現場に足を運び、教育のあり方に関して考えてきました。
私は、いかなる環境にいる子どもや若者も社会と関わることは楽しいことだと思えるような社会を作りたいと感じ、そのためには自分のペースで他者と関わり自分を見つめる場が必要であると考えています。国際的かつ分野横断的な視点を超域プログラムで養うことで、研究と現場を多様な視点から柔軟に繋げることができる力を養いたいと考えています。