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森山 さくら

研究科
生命機能研究科
専攻
生命機能専攻
専門
生体分子反応科学研究分野
職歴・学歴
2012年3月 私立南山高等学校 女子部 卒業
2012年4月〜2016年3月 学士(看護学) 私立日本赤十字九州国際看護大学
2016年4月〜2018年3月 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 NICU勤務
2018年4月〜2020年2月 社会福祉法人恩賜財団 済生会千里病院 救急病棟・小児病棟勤務
2020年4月〜2022年3月 修士(理学) 大阪大学大学院生命機能研究科
趣味・特技
料理、筋トレ、原神(ゲーム)
卒業論文
嗅覚受容体と温度感受性TRPV1チャネルの相互作用に関する研究
論文・活動実績
【総説】
〔1〕 森山さくら、立松健司、日沼州司、黒田俊一、ヒト嗅覚受容体セルアレイセンサーの開発と社会実装、 季刊 香料、日本香料協会、296号、pp9-16、2022年(査読あり)
【学会】 国内学会
〔2〕黒田さくら、他10名、”水と健康”、第33回日本国際保健医療学会、鹿児島純心女子大学、2015年2月28日(ポスター発表) 〔3〕森山さくら、立松健司、日沼州司、黒田俊一、”Studies on interaction of human olfactory receptors and TRPV1 using HEK293T cells”, 第56回味と匂学会、仙台国際センター、2022年8月22-24日(ポスター発表)
〔4〕森山さくら、立松健司、日沼州司、黒田俊一、“Studies on interaction of human olfactory receptors and TRPV1 using HEK293T cells”, 第78回産研学術講演会、大阪大学産業科学研究所、2022年11月25日(ポスター発表)
【学会】国際学会
〔5〕 Sakura MORIYAMA、Kenji TATEMATSU、Shuji HINUMA、Shun’ichi KURODA, “Novel interaction between TRPV1 channels and olfactory receptors”, The 26th SANKEN International Symposium、OSAKA、2023年1月11-12日(ポスター発表)
研究室URL
黒田研究室

Message幼い頃、スイスで育ち、多様な国籍を持つ友人たちと過ごす中で、戦争や貧困などの社会課題について興味を持ちました。その後、苦しむ人々を助けるために役立つ職業に就くことを決め、看護師になることを志しました。病院で働く中で、アロマを使って患者の苦痛を和らげようとしました。しかし、アロマは、実際には効果が不明なものも多く、経験に基づいて使われている状況がありました。そこで、患者さんの痛みを本当に和らげるためには、エビデンスに基づいたアロマセラピーの研究が必要だと感じ、興味をもちました。現在は、アロマの作用機構解明を目指して、ヒトの嗅覚について研究しています。
私は、アロマの作用機構を解明することで、より効果的な治療法を開発し、多くの人々の苦しみを和らげることができると信じています。そして、このプログラムを通じて、より広範な知識を身につけ、社会課題に対して創造的な解決策を提案することができる人材になりたいと思っています。将来は、日本の医療界に革新をもたらし、多くの人々の健康と幸福に貢献できることを目指しています。