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選抜に関するQ&A

【プログラムについて】

本履修生と準履修生の違いが分かりません。
本プログラムの本履修生は5年一貫 (4年制博士課程の場合は4年間) のカリキュラムを履修する枠組みであり、1年次から2年次までのBasicコース、3年次以降のAdvancedコースを一貫して履修することが前提となっています。一方、準履修生は1年次から2年次までのBasicコースに限定してプログラムを履修する者を意味します。
本履修生になると、どのようなことができますか。
本履修生を対象として、経験豊かな教員で構成されるチューターチームが、在籍研究科での活動とプログラムでの活動を円滑に両立させるべく面談を行う仕組みを用意しています。また、本プログラム独自の給付型奨学金制度、授業料免除制度(プログラム履修3年次以降)、自主的活動への経費支援の対象となります。また、実習等に要する旅費等を支給します。
準履修生になると、どのようなことができますか。
準履修生は所定の単位を修得すれば、副専攻プログラム(14単位)、もしくは高度副プログラム(8単位)を修了することができます。また、自主的活動への経費支援に申請することができます。
選抜試験に合格し、本履修生として履修を開始した後、様々な理由から博士後期課程に進めなくなった場合は、どうなりますか。
本履修生は5年一貫を前提としているため、博士後期課程に進めなくなった場合には本プログラムの履修資格を失うことになります。なお、本履修生が博士後期課程への進学を前提として受けている経済的支援については、博士後期課程に進まないことが確定した時点からその年度の末まで継続して支給されます。
準履修生として合格した後、博士後期課程に進もうと考え直した場合はどうしたらいいですか。
準履修生を修了した後にAdvancedコース編入試験に出願することができます。ただし、Advancedコース編入試験は定員の充足状況やプログラムの運営状況により実施の有無が決定されます。毎年度必ず編入試験が実施されるわけではないことに留意してください。
日本学術振興会の特別研究員(DC)や次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)に採用された場合、給付型奨学金はもらえなくなりますか。
特別研究員やSPRINGに採択された場合には本プログラムの給付型奨学金は停止となります。特別研究員やSPRINGと並行して本プログラムの履修を続けることは可能であり、また授業料免除制度(プログラム履修3年次以降)、自主的活動への経費支援については引き続き対象となります。
休学期間がある場合/10月入学の場合、出願資格はあるでしょうか。
各年度の募集要項を参照の上、個別ケースについては事務局までお問い合わせください。
問い合わせ先:超域イノベーション博士課程プログラム事務室
E-mail:selection@cbi.osaka-u.ac.jp
他の学内プログラムと重複して履修することはできますか。
本プログラムと、本学の他の博士課程教育リーディングプログラム・卓越大学院プログラム・オナー大学院プログラムを重複して履修することはできません。ただし、本学が実施する次世代挑戦的研究者育成プロジェクト(SPRING)と並⾏して本プログラムを履修することは可能です。その他、不明な点がある場合は本プログラム事務室へ個別にお問い合わせください。
プログラムはどれくらいの活動がありますか(一ヶ月以上拘束されるような内容のプログラムなどあるか)。
プログラムでの活動で、講義は吹田キャンパスで金曜日に対面で行っています。そちらへの出席が必要になりますので、週によりコマ数は様々ですが、金曜日は1日あけていただくつもりでいただければと思います。 またそれ以外にも実習授業等で学外に出張したり、自主企画等で随時活動を行ったりすることになります。
自分の専門分野の研究もできますか。
超域プログラムでは所属研究科での研究を並行して進めていただくことが前提となっています。研究と本プログラムでの活動が両立できるよう、出願に先立って指導教員と十分に相談を行ってください。
他分野のことを学び、議論する機会はどれぐらいありますか。
超域プログラムは様々な所属の学生が集まり、議論する機会が多くあります。授業のほとんどはアクティブラーニング形式となっており、グループディスカッション等が多く組み込まれています。また自主企画等で他研究科の学生とチームを組む機会もあります。
民間奨学金との併用に何か条件はありますか。
超域プログラムの条件としては、「月額10万円を超える給付型奨学金(ただし、留学の支援を目的とするものは除く。)を受給していないこと。」となっています。これに加えて、民間奨学金側が併給条件を定めている可能性があるのでそちらも十分に確認いただく必要があります。これら双方の条件をクリアすれば併給が可能です。

【選抜試験について】

出願書類の業績はどれくらいの記載が必要ですか。M1でほとんど業績がなくても採用される可能性はあるのでしょうか。
業績は多数ある評価項目のうちの一部である研究能力(知の力)の評価に利用します。業績が乏しくとも合格の可能性は十分にあります。
選抜試験の倍率はどれくらいですか
毎年の変動はありますが、概ね1-2倍の間で推移しています。志願者数が多くなった場合は予備審査で面接試験受験者を選抜する可能性があります。
選抜試験はどういった形で行われますか。どうやって準備したらいいでしょうか。
本履修生は書類選考、レポート課題、プレゼンテーション・面接試験、準履修生は書類選考、面接試験からなります。本履修生は、出願書類の中に研究計画を記載していただくものがあります。またレポート課題は、出願開始とともに課題が発表され、出願書類とともに提出いただき、面接試験の中で内容に関する質問があります。 面接試験はオンラインで行われます。
博士課程に進みたいと考えているのですが、実際に進むか非常に悩んでいます。その場合は、準履修生を選択することが望ましいでしょうか?
現時点で修士のみで卒業することが確定していないのであれば本履修生に申請いただいて問題ありません。もちろん、本プログラムは5年一貫なので博士課程へ進学することが望ましいですが、修士の期間本履修生として活動しながら見識を広め、それから博士へ進むかどうかを考えるのもひとつの選択肢かと思います。