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川端 映美

研究科
人文学研究科
専攻
言語文化学専攻
専門分野
応用言語学・フランス教育社会学
職歴・学歴
2012年4月〜2017年9月 桃山学院大学 国際教養学部
2021年4月〜2023年3月 大阪大学大学院 言語文化研究科
2016年8月〜2018年7月、2019年11月〜2021年9月 Apple Japan Inc.
修士論文
夜間中学生の語りにおける主体性の変容過程
川端 映美

Message私は夜間中学と呼ばれる義務教育を何らかの理由で修了しなかった/できなかった大人たちが通う夜間の公立中学校をフィールドとしています。また、夜間中学生の不就学の要因と夜間中学での被教育経験は彼・彼女らに何をもたらしたかについて社会学的な視点を用いて研究をしています。特に、ジェンダーと教育との問題に関心を持っており、近現代における家制度や良妻賢母論の変容がどのように女性の就学・不就学に影響をもたらしたかについて博士課程では研究していこうと思っています。また、フランスで留学・就労した経験からフランスにおける不就学の社会的背景や不就学経験者を受け入れるセカンドチャンス教育・学校についても関心を持っていて同様に研究を行っていく予定です。
超域では、社会課題の解決を目的としたさまざまな授業が提供されています。普段自身の研究分野以外の社会課題については滅多に考えることはありませんが、超域では文理を超えた普遍的な社会課題の解決方法について知ることができ、また実践することができます。このような授業はなかなかなく、また自身の研究の課題解決にもきっと有益な知識・経験になることから履修を決意しました。超域では、さまざまな専門分野から集まった学生・教員の皆さんがいるので、その人たちの知恵を借りながらたくさんのことを学んでいきたいと思います。