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中谷 碩岐

研究科
人間科学研究科
専攻
人間科学専攻
専門分野
哲学・現代思想
所属学会
日本哲学会、日仏哲学会、日本現象学会、社会芸術学会、共生学会
職歴・学歴
2019年4月~2023年3月 大阪大学 人間科学部
2023年4月~ 大阪大学 人間科学研究科
趣味・特技
麻雀、野球観戦(阪神タイガース)
卒業論文
哲学においてデカルト主義者であるとはどういうことか:デカルト哲学における発生の問題
論文・活動実績
【論文】
1. 中谷碩岐「前期デリダの現象学受容におけるフーコーの位置付け ――『言葉と物』と『グラマトロジーについて』におけるエピステーメー概念に着目して」『フランス哲学・思想研究 第28号』日仏哲学会、pp. 246-247、2023年、査読有り.
【研究発表】
1. 中谷碩岐「ジャック・デリダの前期思想における歴史の問題:デリダのフッサール読解に着目して」令和3年度全学選抜自主研究成果発表会、於大阪大学、2022年5月3日、査読なし.
2. 中谷碩岐「『グラマトロジーについて』におけるエピステーメー概念について:ミシェル・フーコーとの対立を導きとして」日仏哲学会 2022年度秋季大会、於Zoom、2022年9月10日、査読有り.
3. 中谷碩岐「前期デリダにおける「言語のnormalité」と「exemplaireな言語 」の関係について」第21回哲学ワークショップ、於Zoom、2023年2月18日、査読なし.
4. Hiroki NAKATANI「The Problem of Normality in Derrida's Reading of Husserl」Passages philosophiques VII Philosophie contemporaine au Japon et en France、於Université Paris Nanterre(France)+Zoom、2023年3月29日、査読なし.
5. 中谷碩岐「中期デリダのカント解釈における信の問題:「音声=ロゴス中心主義」から「吐き出されるもの」へ」社会芸術学会 2023年度大会、於Zoom、2023年7月15日、査読有り.
6. Hiroki NAKATANI「Hiroki Azuma Ontological, Postal and Studies on Derrida in Japan」7th ENOJP(European Network of Japanese Philosophy)Conference、於University College Cork(Ireland)、2023年9月7日、査読有り.
7. 中谷碩岐「誰が共生学を担い得るのか?:後期フッサールにおける学問共同体論の批判的再読を通じて」共生学会 第2回大会 ラウンドテーブル「共生学はいかにして(不)可能か」、於福山市立大学、2023年10月22日、査読有り.
8. 中谷碩岐「前期デリダのフッサール読解における正常性の問題:グラマトロジーという「畸形の学問論」の生成史」日本現象学会 第45回研究大会、於明治大学、2023年10月28日、査読有り.
9. 中谷碩岐「ジャック・デリダにおける現象学と精神分析:「新たなる超越論的感性論」を巡って」大阪大学人間科学研究科主催シンポジウム「思想と精神分析」、於大阪大学、2023年11月22日、査読なし.
【受賞】
1. 令和3年度 学部学生による自主研究奨励事業 全学選抜自主研究成果発表会 優秀賞(学部最優秀賞)
  研究題目「ジャック・デリダの前期思想における歴史の問題 -デリダのフッサール読解に着目して-」大阪大学、2022年5月.
【学術貢献活動】
1. 大阪大学人間科学部/人間科学研究科の他研究領域との合同ワークショップ「人間科学部四学系交流会」(大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター公認学生プロジェクト)の企画立案・運営・当日司会、2022年2月.
2. 第2回共生学会におけるラウンドテーブル「共生学はどのようにして(不)可能か」の企画立案・運営(桂悠介、鈴木ちひろとの共同企画)、2023年10月.
【フェローシップ】
1. 2020年度大阪大学・学部学生による自主研究奨励事業
  研究題目「神話的本質主義再考 :「構造」と固定的イデオロギーの問題性及びその応答」
  研究代表者:中谷碩岐、2020年7月 - 2020年12月.
2. 2021年度大阪大学・学部学生による自主研究奨励事業
  研究題目「ジャック・デリダの前期思想における歴史の問題 -デリダのフッサール読解に着目して-」
  研究代表者:中谷碩岐、2021年7月 - 2021年12月.
【TA・SA】
2020年10月 - 2021年3月 大阪大学「共生の人間学セミナー」SA.
2023年4月 - 2023年8月 大阪大学「共生の理論と実践」TA.

Message一般に「現代思想」と呼ばれる20世紀フランス哲学について、ジャック・デリダという哲学者を中心に研究しています。現在のところ、とりわけ「学問を学問たらしめる条件は何か」という問いについて、「現象学」と「エピステモロジー」と呼ばれる20世紀フランスの哲学思想を導きとして答えを与えることを試みています。超域プログラムでは、様々な学術領域において研究活動に従事する研究者の方々と交流することで、現代社会における学問の在り方について思索を深めたいと考えています。