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藤阪 希海

研究科
人間科学研究科
専攻
人間科学専攻
専門分野
教育社会学
所属学会
日本女性学会、日本教育学会、子ども虐待防止学会、日本社会学会
職歴・学歴
2018年4月~2022年3月 大阪大学 人間科学部
2022年4月~2024年3月 大阪大学 人間科学研究科 博士前期課程
2024年4月~現在 大阪大学 人間科学研究科 博士後期課程
趣味
土いじり、フォークダンス、刺繍
修士論文
子ども差別を生き抜く: 児童の抵抗をめぐる事例研究
論文・活動実績
【論文】
宮前良平, 藤阪希海, 上總藍, 桂悠介. (2022). 『サバルタンは語ることができるか』を共に読み共に書く-共生学の3つのアスペクトを中心に-. 未来共創, 9, pp.243-275.
藤阪希海. (2023). マルトリートメント研究における子どもの不在:学校教師から児童へのかかわりに関する研究の現状と今後の課題. 共生学ジャーナル, 7, pp.115-136.
【出版物】
Tsuchimoto, T. Fujisaka, N. Katsura, Y. Okawa, R. Hamana, K. Hayasaki, A. Motooka, M. Suzuki, C. & Yokoyama, N. (2025). Crystallising Experiences, Creating Pedagogical Space: From Personal Journeys to an Autoethnographic Community in Japan. In K. Douglas & D. Butz (Eds.), Pedagogy and Practice in Autoethnography: Interdisciplinary Perspectives. Routledge.
その他
【TA】
2024年 大阪大学「共生の人間学Ⅰ」「共生の人間学特講」
【社会活動】
2019年 性教育トイレットペーパー(性的同意)監修 2019-現在 子ども向け性教育講座運営 2019-現在 フリースクール「はらいふ」ボランティアスタッフ
2023-現在 社会的マルトリートメント予防関西支部メンバー
【学術貢献活動】
2023年-現在 オートエスノグラフィーと詩的探究フォーラム (FAPI) 運営メンバー

Message小学校における教師と児童のかかわり方について、教育社会学の視点から研究をしています。卒論では子どもの視点に立つことを重視していましたが、自分が大人であり研究者であるという立場性を踏まえ、大人と子どもの関係性に研究関心が移ってきました。それぞれの立場の人の葛藤を尊重しつつ、教育をめぐる暴力性や、学校における生きづらさについて考えていきます。
超域では、現場とアカデミアなど従事する場が異なる人や、専門の異なる人の話を聞き、「見ている世界の違う人」同士の懸け橋になることを目指します。教育社会学を通じた学びを活かし、可視化されていない声について考えながら、目の前の人を尊重した実践を営んでいきたいです。