プロジェクト型授業(イノベーション総合)
社会課題解決に繋がる新規技術の応用方法を提案せよ
2026/2/18

課題提供者:株式会社 資生堂
■活動概要&成果
活動概要
本プロジェクトでは、化粧品・ビューティー領域で培われた技術や知見を、食品・農業などの別分野に転用することで社会課題の解決につなげる、新規事業の構想を検討しました。関連する社会状況を整理したうえで、対象とする課題の選定から、事業として成立させるための検討プロセス、実装までの道筋(ロードマップ)を含め、提案として取りまとめました。
健康に資する食品にまつわる社会課題
検討の中心に置いたのは、健康的な生活の基盤である「食」と、それを支える「生産・流通」の持続可能性です。健康への効果が強調された食品が広く消費される一方で、生産現場では作業負担の増大や環境への影響が課題となっています。また、流通段階では品質のばらつきや廃棄の発生などが、社会的な損失や環境負荷につながっています。履修生チームは、こうした課題を「人の健やかさ」と「社会・環境の持続」の両面から捉え直し、企業の理念・事業性・社会的価値が矛盾なく両立する方策を探索しました。
持続可能な実装モデルの設計
本プロジェクトでは、食品・農業に関わる生産から流通、消費までを俯瞰し、各工程における課題を特定しました。そのうえで、ビューティー分野で培われた技術を転用することで生産・流通現場における課題を解決する手法を考案し、導入までのロードマップを策定しました。課題の全体像を整理し、関係者間で実装を進めるための体制像と進め方を含めて、社会的価値と事業性の両立を目指す提案として取りまとめました
※本活動は、成果について知的財産としての申請を予定しているため、技術名称、対象物、検証条件および結果の詳細については割愛しています。
■履修生チームの声
技術の活用方法、社会課題の捉え方、メンバーの関心がある社会課題…と様々な方向から考え、最終的な提案に辿り着きました。先が見えず途方に暮れたり、他のチームの進捗と比べて気が滅入ったりすることもありましたが、お互いに気を配り合いながら前向きに取り組むことができました。専門分野によって活躍できる瞬間が違うことは嬉しい発見であり、同時に、全員が活きるチームマネジメントの困難さも感じました。資生堂の社員さんや、担当してくださった大谷先生に「育てていただいた」という実感もあるので、感謝をお伝えしたいです。






























