難波 龍之
- 研究科
- 薬学研究科
- 専攻
- 医療薬学専攻
- 専門分野
- 免疫学
- 職歴・学歴
- 2020年4月~2024年3月 大阪大学 薬学部(休学中)
2024年4月~ 大阪大学 薬学研究科
- 趣味・特技
- ラジオ,散歩しながらおいしそうな飲食店さがし,ソフトテニス
- 卒業論文
- 微粒子に起因する炎症によるバリア組織損傷の機序解明とリスク評価法の開発
- 論文・活動実績
- 【学会発表(口頭発表)】
” ポリスチレンナノ粒子は貪食非依存的に細胞死とIL-1αの放出を誘導する"
第73回日本薬学会関西支部総会・大会関西支部会
- 研究室URL
- 大阪大学 齊藤達哉研究室
Message私は現在、プラスチック粒子が皮膚などのバリア組織に炎症を引き起こすリスクとなるかどうかを免疫学的な観点から研究しています。
プラスチックごみによる海洋汚染は、SDGsの目標14でも取り上げられている重要な環境問題です。特にプラスチックごみが環境中で細片化されてプラスチック粒子となることで,海洋の生態系に悪影響を与えることが懸念されています。さらに、最近の研究では、プラスチック粒子が人体のさまざまな臓器からも検出されており、健康への影響が懸念されています。そこで私は、プラスチック粒子がヒトの健康に悪影響を及ぼす可能性があるかどうかを研究しています。
この研究を進めるにあたり、私は自身の専門である薬学や免疫学の知識だけでなく、医学、工学、環境学、社会科学など、様々な分野の知識が必要であることを日々実感しています。超域イノベーションプログラムを通じて、多様な分野を専門とする方々と協力して、社会課題に取り組むための教養や思考のプロセスを身に着けたいと思います。