森島 淳貴
- 研究科
- 人文学研究科
- 専攻
- 人文学専攻
- 専門分野
- 哲学哲学史
- 所属学会
- 日本哲学会、批判的社会理論研究会
- 職歴・学歴
- 2020年4月〜2025年3月 大阪大学 文学部
2023年4月〜2024年3月 ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク 哲学部
2025年4月〜現在 大阪大学 大学院人文学研究科
- 趣味・特技
- まんが、読書会
- 卒業論文
- ハーバーマスにおける規範と公共性
- 論文・活動実績
- ResearchMapをご覧ください。
- 研究室URL
- 大阪大学大学院人文学研究科哲学哲学史
Messageドイツの哲学者ユルゲン・ハーバーマス(1929~)の法・政治理論を手掛かりに、「平和」や「人権」に関する問題に取り組んでいます。平和や人権、さらには自由、平等、正義などといった概念は、すでに世界的に共有された社会理念である一方で、その内実について共通の見解が存在する訳ではありません。論争の続くこれらの抽象概念について、その歴史的発展を踏まえつつ、現代にも通用する理論を構築することが私の研究課題です。ハーバーマスは、カントやヘーゲルといった古典的な哲学者の関心を受け継ぎつつ、それらを批判的に発展させることで自らの理論を築いています。私はそれを更に批判的に読み繋ぐことで、平和論や人権論の新たな可能性を探っていきたいと考えています。哲学・法学・政治学・社会学などの多分野にて学問を究めつつも、アカデミアに引き籠もることなく思索する力を養っていきたいと思います。