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最後に…

アフリカに行くことにより、ここでは書き切れないほど多くのことが学べました。実際に見ることができたのは、ほんの一部だけでしたが、実際にそこへ行けたからこそ今まで抱いていた先入観が破られ、如何に知識が欠けているかに気づき、その情報の穴を埋めたいという知識欲も生まれました。また、貧困率が高い街を訪ね、貧困の多様な原因と様々な形で現れる影響を自分の目で見ることで、教科書や論文を読むだけではイメージできないリアリティを得ることができました。ホーキンス准教授の活動を見学し、2週間共に行動させていただいたおかげで、研究者という一つのキャリアに対する理解度が上がったと思います。しかし、今回のアクティビティーを通して最も磨き上げることができたのは、超域生が目指す「理解・処理・分析」と「論理的思考」(超域コンパス参照)だと感じています。多くの情報を吸収することにより南部アフリカに潜む問題を発見し、その詳細を理解するだけでなく、問題を引き起こす原因に辿り着くまで思考を働かせ、さらに社会のあらゆるところにある情報の断片を組み立てることを通して、自分なりの解決策をより精度高く構築できるようになりました。
これらのスキルは、今後も超域イノベーションプログラムの活動を通してさらに磨きをかけ、将来の研究とリーダーシップを発揮すべき場面で活かしたいと思っています。

アクティビティーを通しての目標 活動の流れ 先入観を無くすこと 最後に…