2012年11月2日(金)、超域生は日本マイクロソフト株式会社(品川本社)に訪問し、
大阪大学OBでもある、樋口泰行代表執行役社長へインタビューを行いました。
インタビュー時の様子:「超域生が、樋口社長に聞く」
前編「リーダーに必要なものは何か?」
後編「組織を変革するとはどういうことか?そして、超域生が得るべき経験とは?」
また、インタビュー内容は、日本マイクロソフト株式会社の
Citizenship report(企業市民活動レポート2012)に掲載されました。
◆マイクロソフトの企業市民活動 »http://www.microsoft.com/ja-jp/citizenship/
この企画は、超域生有志のプロジェクトチームによって実施され、2012年9月上旬からおよそ2ヶ月かけて準備を進め、日本マイクロソフト株式会社の方々や本企画のコーディネーターである竹内美奈子氏と共に、様々な調整やインタビュー内容の立案を行いました。
その過程でプロジェクトチームの中でどんなドラマがあったのか?
それぞれが何を学んだのか?
インタビュー企画を実施した後、11月下旬にプロジェクトチームが集まり、準備から実施当日までの日々を振り返りました。彼らの思いが詰まったレポートをお届けします。
参加者
プロジェクトチーム:
超域生4名(武居弘泰(リーダー)、金谷優樹、丹羽佑介、松村悠子)
オブザーバー:竹内美奈子氏(スタントンチェイスインターナショナル㈱)
インタビュアー:冨田耕平
【第1章】 コアメンバーになった経緯
- 冨田
- まず、どうして日本マイクロソフト株式会社樋口泰行代表執行役社長(以下:樋口社長)のインタビュー企画に参加しようと思ったかをまず教えてください。
- 武居
- 樋口社長は元エンジニアで、自分の理想とする技術のわかる経営者のイメージに、ぴったりな方で非常に尊敬していましたし、目標としている方だったのでいつかお会いしたいなと思っていました。そんなことを考えていた矢先に、樋口社長に直にインタビューが出来る企画の話を聞いたので、「是非やりたいです。」って即答しました。
9月12日に今回コーディネーターを担当してくださった竹内さんと、品川にある日本マイクロソフト株式会社(以下:マイクロソフト社)に打ち合わせに行ったんですが、それが大変で(笑)先方が思い描いてる今回の企画のクオリティの水準を知ってめちゃくちゃ焦ったんです。それで、とりあえず仲間を集めようってことで、超域履修生全員にメンバー募集のメールを送りました。そしたら、金谷くんがすごく喰いついてくれて最初に返事をくれました。そのときはどう思ってた?
- 金谷
- マイクロソフトとの企画ってだけで面白そうやったんで。さらに樋口社長にインタビューと聞いたらやるしかないですよね(笑)一番は、マイクロソフト社や竹内さんなど、外部の人と活動できるってところがすごい魅力的だと思いました。絶対学べることがたくさんあるし、確実に成長できると思って即答しました。
- 冨田
- その後に丹羽くんが入ってきたんですね。
- 丹羽
- 9月に入って超域プログラムの活動がなくて、新学期からなにか新しい事をしたいと思ってたんですよ。そんなときに、9月13日だったと思うけど、武居くんと一緒に万博公園にランニングしに行ったんです。 で、走り始めでいきなり「一緒にやらない?」って言われて、一周5km走り終わる頃に「俺やるわ!」って伝えてました。 武居くんの熱意が大きかったと思います。
- 冨田
- 人を巻き込む力ですね。
そして3人のコアメンバーが決まって、まずは9月20日の打ち合わせに臨んで。その後松村さんが入ってきたんですよね。 - 松村
- 9月20日の打ち合わせに顔を出して、その後ご飯食べに行ったんです。そこで人が足りないって言われました。
- 武居
- 三人だとコアメンバーとして少ないし、三人とも理系男子でバランスが悪いと感じていたので…。
- 松村
- なんだか、ヘッドハンティングみたいで嬉しかったです。
- 丹羽
- 全力で狩りに行ったよね(笑)
- 松村
- 実は、誘われたときは結構迷っていました。企画の大きさにも驚いていましたし。でも、すごく面白そうだとも思っていたし、学生がリーダーを務めている事もあって、この企画を通して必ず自分が成長できると感じ、参加しようと決めました。
- 丹羽
- とにかく、文系の人が欲しかったんです。 武居くんと金谷くんと僕は工学部出身で考え方がすごく似ているというのは当時から感じていました。このまま3人だけだったらいつかはアイデアが行き詰まると思ってたんです。
- 金谷
- 丹羽くんはそれを何度も言ってたよね。男3人でみんな理系だったらバランスが悪くて、危険じゃないかと。
- 冨田
- なるほど。このようにしてバランスの取れたチームができたんですね。