(取材日2013年11月)
- 山脇
- 「選抜試験からもう10ヶ月近くも経つんだね、懐かしいなぁ。増田くんと王さん、選抜試験のときのこと覚えてる?」
- 増田
- 「そういえば、いまの超域生の中で一番初めに会話したのは王さんやったわ。すごくしっかり挨拶してくれたから印象に残ってるよ。」
- 王
- 「そうだっけ、あのときは緊張していたからあんまり覚えてないや。増田くんは選抜最後の発表(プレゼン)のときの印象が強いな、適役だって思った(笑)。」
- 山脇
- 「2人は超域の選抜で、自分たちのどんな点が評価されたと感じる?」
- 王
- 「超域の授業をしていて思ったけど、増田くんは適切なタイミングで有効な発言をしていることが多いから、そこを評価されたように感じる。人の話もよく聞いているし。」
- 増田
- 「確かに、そんなことがフィードバックされていたような気がする。
王さんはなぁ、人と異なった視点からの意見が言えてるなって思う。」 - 山脇
- 「そういえば超域に入ってから、フィードバックシートがそれぞれに配られたよね。今持ってる?」
- 増田
- 「あ、いまあるよ。『評価できる点:人の話をよく聞き、共感を得ている』だって。王さんのコメントとまんま同じやね(笑)」
- 王
- 「あ、教養もあるよね、印象派絵画とかクラシック音楽に詳しかったり。留学中も美術館巡りをしていたでしょ。学びが広いところもよかったんじゃないかな。」
- 増田
- 「教養というより趣味みたいなもんやけどなぁ。王さんはなんて書いてあった?」
- 王
- 「『アイディアをよくだし、アクティブに発言していた。クリエイティブな意見を提案できていた』って書いてある。」
- 増田
- 「それわかる。さっきも言ったけど、僕らは課題に対して日本ってことを前提に話を進めてしまいがちやねん。だけど、王さんは世界ではこう、みたいな提案ができていて、それがクリエイティブな意見なんやと思う。」
- 王
- 「ありがとう。日本人はディスカッションのとき、空気読みすぎだと感じるんだよね。もっと意見をぶつけたらいいのに、って思う。」
- 増田
- 「確かに、角が立たないように話しがちだよね。でもいちいち反論すると議論が進まないようになるし、そこの配分を考えるのも必要じゃないかな。選抜の時も時間オーバーは指摘されたし。」
- 山脇
- 「選抜の時からこの9ヶ月間、超域を通じて自分の能力が伸びたと思うことある?例えば、授業ではプレゼンが多いけど、プレゼンの力って上がった?」
- 増田
- 「最初のころは緊張したけど、今は随分スムーズに話せるようになったと思う。いまは知り合いばかりやからかもしれへんけどね(笑)。」
- 王
- 「私はもとからあんまり緊張しないタイプだけど、何回もプレゼンしてわかったのが、私は聞き手の反応に応じて説明を変えることがうまくできていないなって、自分の足りない点を感じるようになった。説明のテンポも工夫したり、もっとレベルアップしたいな。」
- 増田
- 「僕は聞き手を飽きさせないって重要だと思う。でも、笑いがとれても要点が伝わらなかったら意味がないから、面白いかつ分かりやすいを目指してるよ。」
- 王
- 「自分自身の課題が明確化されたり、目標はできたけど、その解決はもう少し時間かかりそうだなぁ。」
- 増田
- 「僕は、もっと実践の場がほしい。学会での発表や授業での発表で経験を積んでいきたいな。とはいえ、昔はこんなことも感じなかったなぁ(笑)。」
- 山脇
- 「最後に、典型的な平日の過ごし方を教えて。」
- 山脇
- 「インタビューはこれで以上です!今日はありがとう!」
- 王
- 「こちらこそ!二期生は特徴あるメンバーが多いから、これから益々、この個性を皆さんに知ってほしいな。」
- 増田
- 「確かに、みんな個性豊かで飽きないね!これからもこのチョウイキジジョウでいろいろと発信していかないとね。皆さん、今後もお楽しみに。」