超域イノベーション実践【総括レポート】
今日、社会における課題はますます複合的で多面的になってきており、その解決のためには、様々な境域を超えた革新的な取組が求められています。
そのような時代のもと、社会の多方面で広く活躍できる次世代の博士人材を目指して
超域イノベーション博士課程プログラムの大学院生が、自らの専門力や汎用力を
総合化していくために、単独で社会のフィールドに立ち、当事者との連携のもとで
課題解決策の立案や実装の活動を行うイノベーション・チャレンジ。
超域イノベーション博士課程プログラムにおいて、4年次以降に取り組む「超域イノベーション実践」では、1年から3年次のコースワークで獲得した知識やスキル、さらにそれらを集約した総合力を社会における具体的な実践の場で展開することを通じて、一連の学修の成果をより着実なものとするとともに、総合力のさらなる向上を目指します。
具体的には、履修生が、それぞれ、数ヶ月程度の期間、国内外を問わず、企業、政府系機関、国際機関、非営利団体(NPO、NGO)、研究機関、大学などの多様な組織のいずれかを舞台として選択し、インターンシップや共同研究などの実践活動に取り組みます。その活動の中では、大学院生が設定した舞台で関係者と連携しつつ、何らかの課題に対する当事者にとっても意味のある解決策の立案や実装に挑戦します。