TEXT BY: 理学研究科 砂金 学

 2014年は1964年に日本がOECD(経済協力開発機構)に加盟してから50年となる記念の年です。この機会に、ワシントンに続いて世界で2回目となる OECD Student Ambassadorプログラムが日本で開催されることとなりました。

 私たち超域履修生の間でも、OECDをはじめとする国際機関への理解を深めるため、また将来のキャリア形成の一助とするためこの企画に応募し、選考を経て我々のチーム(砂金金南佐々木瀧本永野の5人)が参加させて頂くことになりました。
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 本プログラムの活動はOECDの広報が主となります。広報を行っていくには、当然こちらもOECDについてよく知っている必要があります。書籍やインターネットで情報を集め、また直接OECD職員の方々に「実際のトコロ」を伺うことで知識や話題の増強をはかりたいと思っています。また、さまざまな専攻の学生が所属する超域ならでは、のことですが、専門・専攻の違うメンバー間で知識や疑問をシェアすることで、さらなる理解が深まり、また新たなアイデアが出てくるということも期待しています。

OECD_meeting
(写真上:OECDの東京センターと電話会議をしている様子)

 皆様には、OECDの理念・活動・役割、さらにはOECDと日本の関係など、知って頂きたいことが山ほどあります。これからさまざまな工夫を施し、「OECDの利用法」や「キャリア形成」などを重要視して、学部新入生にも大学院生にも教員の方々にも、さらには一般の皆様にも、わかりやすく有益なものとなりますよう広報活動を行ってまいります。
 どうかよろしくお願いいたします。