Reported BY: 文学研究科  佐藤 紗良
Commented BY: 武居 弘泰
研究科:工学研究科
専攻:精密科学・応用物理学専攻
専門分野:プラズマ工学

超域人–連載インタビュー–第5回目は、12年度生・工学研究科の武居 弘泰さんです。
ではインタビューをどうぞ!(取材日:2013年4月)

Q:なぜ超域を受験しようと思ったの?

A:もともと「ものづくり」に興味があって大学院へ進もうと決めたのだけど、超域に入ることで、研究だけの毎日ではなく、いままでに絶対出会えてこなかった人と一緒になって勉強できるだろうな、と思い、そんな「超域」に魅力を感じました。しかも、超域みたいな選抜なら、自分の専門外の、しかもめちゃくちゃ優秀な奴と仲間になれると思ったし、みんなでコラボできたらすごく面白いことができるに違いない!と確信したんです。また、そういう人とコネクション持てるっていうことも、自分にとって必要としていたことでした。

Q:確かに面白い人ばかりだよね。超域、1年間終わってみてどう?

A:みんな個性があるし、やっぱり専門分野が違うせいか新鮮な意見が溢れてますね。文系と理系のどっちの意見が適切かだとか、そういうことじゃないんだって思いました。今必要とされているのは、色々な考え方を受け入れて、それを合意に持っていくファシリテーターで、超域では、そういうスキルを伸ばしていけると実感しています。

Q:今までの経験をどう繋げていこうと思ってる?

A:いろいろな企画の経験、そして実際に会って話した経験を大事にしたいですね。チームをマネジメントする経験が欲しかったところにマイクロソフト訪問&インタビューの企画が立ち上がったので、プロジェクトチームのリーダーとして立候補しました。リーダーシップに必要なことを多く学べた、貴重な経験でした。

Q:4年生へのメッセージをお願いします!

A:超域では本当に色々な機会に恵まれます。こんな経験をさせてくれるところは他にないな、と思う。貴重なチャンスに恵まれているわけだから、ぼくたちも受験の時のハングリー精神を忘れず、いろいろなことに自らチャレンジしないともったいない。博士課程を修了してからのことをみんな不安がるけど、このような特別な教育を受けた人間には、活躍の場やチャンスが、無限に広がっていると思います。