冨田 耕平
研究科:医学系研究科
専攻:保健学(看護)専攻
専門分野:基礎看護学(看護技術、看護管理、マネジメント)

 

みなさまの素朴な疑問、
「このプログラムにはどんな学生が参加しているの?」
「あの先生はどんな思いでこのプログラムに関わっているの?」
にお答えする連載企画がスタートしました。
いままでなかなかお伝えできなかった「超域」の実態を随時発表していきます!

第1回目は、大阪大学超域イノベーション博士課程プログラム1期・医学系研究科の冨田耕平さんです。冨田さんはどんな思いでこのプログラムに進学したのでしょうか…?
ではインタビューをどうぞ!(取材日:2012年7月)

Q:なぜ超域イノベーション博士課程プログラムを受験したのですか?

A:阪大が総力を上げて新しいことに挑戦しようとしている姿勢に魅力を感じたからです。また未知の部分がある。だからこそ、新しい領域に踏み出し、自分が成長していけるのではと思ったからです。

Q:プログラム出願にあたって,不安に思ったことなどはありますか?

A:何せ実績のないプログラム、不安は感じていました。ですが,自分たち次第で実績を積み上げていくことが出来るという、逆転の発想も持っていました。 プログラムの構成にも自分たちが参加していけることや、新しい博士像を築いていくことへの“やりがい”を強く感じていますね。実は僕は、自分たちで作り上げられるからこそ、“一期生”に応募したわけです(断言)。

Q:プログラムに進学されて約3ヶ月経ちました。進学してみてどうですか?

A: 他の分野の人とのディスカッションや雑談がこんなに楽しくて勉強になるとは思いませんでしたね。改めて「自分の専門って何?」と考えます。僕の発言はどうしても「看護学科の人はそう考える」と取られます。自分が言うことに対して、いい意味での緊張感を持っています。 授業や体制など手探りの部分もある。大学や先生に対して受け身の姿勢でいては、何も得られません。自分でアイデアを出して、その発言に責任を持つことが求められます。大学院生では、あまり経験しないことかもしれないかもけれど、同年代で社会人として活躍している人などは、そういう責任を負っていると思うんです。

Q:今後の展望は?

A:色々な考えに触れて、興味があることも増えてきたし、自分の研究の方向性にも深みが増してきました。今は見識を広げていきたいと思います。 また、このプログラムの知名度はまだまだ低い。学生が胸を張って超域に進学したいと思える、また超域入った学生が誇りを持って「超域」の名を名乗れるプログラムにしていきたいです。