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井上 裕毅

最後のラウンドテーブルの場で「これから求められる人材とは何か」の問いについて、樋口社長が「海外の心と日本の心を理解できる寛容力のある人材」と答えたことが私の中で一番印象に残った言葉です。長年海外に住み、なおかつ混血であるため自分のアイデンティティに悩んでいた私ですが、どちらの文化も捨てられない大事なものだと気づかされました。二者択一ではなく、これからはどちらの文化も大切にしようと思えた心強い言葉です。

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金谷 優樹

樋口社長の「疑似体験」という言葉が印象に残った。人は自分の苦労などを理解してくれる、共通体験をした人の言葉は受け入れやすい、しかし全て体験をせずとも「疑似体験」でも他者を惹きつける言葉を発することは可能だ、というものだ。リーダーとして、相手の価値観を理解するということが大事だということが改めてわかった。また、普通に生活していると同質化されたグループに所属することが多いが、超域のプログラムという場は本当に異種の人々、違う価値観の人がいて、今は恵まれた環境であると感じた。

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金 泰広

「環境が変われば人は変わる」という樋口社長のお言葉が最も印象に残った言葉です。10年後、20年後、世界のリーダーとなり社会を動かして行くという大きな目標がある一方で、そこへ到達するステップが明確に描けていないため、毎日を有意義に過ごすためのモチベーションが欠けている私に取って、頭で考えずとも、行動を持ってより良き環境を作り出すことが出来れば自分は磨かれるという発想は一つのイノベーションでした。

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佐々木 周作

樋口さんが「社会的地位に頼って、リーダーシップをとってはいけない」と何度も仰っていたこと、当日の我々に対して非常にフランクに話された様子、紹介いただいた日本マイクロソフト社の気軽にコミュニケーションの取れる社内ネットワークの仕組みなどから、「フェアネス」「対等に付き合うこと」の大切さを感じた。「この人の“下”で働きたい」、さらには「この人と“一緒”に仕事がしたい」と思われるリーダーを目指したい。

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下 剛典

世界を代表するトップ企業で働く方々の能力の高さを痛感すると共に、皆さんがキャリアプランをしっかりと持ち、確固たる目的意識を持って仕事をされている姿から、働くということを改めて考え直すきっかけを得たように感じる。
マイクロソフトの社員の皆さんに共通して、生き生きと仕事の話をされており、その姿から本当に仕事にやりがいを感じているのだなと、マイクロソフトの凄みを再認識した。

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瀧本 裕美子

「擬似体験も経験の一つだから卑下しなくてよい」という社長の言葉に勇気づけられるとともに、日々の活動により一層真剣に取り組もう、と気持ちを一新することができた。というのも、いまだ「学生」であるということ、大学の組織に所属したままであるということを否定的に考えることが多かったからである。一方、どのような状況においても常に他の可能性、他の状況を想像することは、一つの経験になり得るのではないか。これからは擬似体験であっても誇りに思えるくらいに充実した経験を積んでいきたいと考え直すことができた。

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武居 弘泰

「一貫した考え方やパッションという根本にあるものがやっぱり一番大事」という言葉がとても印象に残っている。私は同年代で華々しく活躍している人達を見ては焦ってきたが、今こそ泥臭い努力を積み苦労を重ね、自分の根幹となる哲学を醸成することが必要なのだと感じた。ともすればすぐに役立つ表面的なスキルを求めがちだが、日々の研究や超域の活動の中で”自分の中の一貫した考え方”を自分に問い続けていきたい。

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丹羽 佑介

今回のインタビューで特に印象に残った言葉は樋口社長がおっしゃられた「哲学観を大事にせよ」である。インタビュー冒頭で樋口社長からのリーダーにとって必要な能力とは?という質問に対して学生の方から、ビジョンを示す力という意見が出た。ところが樋口社長のおっしゃられた「哲学観を大事にせよ」とはビジョンを示せることも大切だが、その根底にある哲学観がより大切だということを教えてくれるものであった。日本を代表するビジネスリーダーから直接このような言葉を聞けたことは非常に大きな財産になった。

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冨田 耕平

リーダーとしてビジョンを示し,情熱をもってチームを率いることが重要であることはよく言われていますが,今回一番印象的だったのは樋口社長だけではなく社員の方々のお話を聞くことができ,その実践をみるができたことです.社長と社員のお話を対比してビジョンや情熱が確実にリーダーから伝わっていると感じました.インタビューを通して,リーダーがどのように目標を掲げ情熱と共に伝えていくのかという糸口も見つけられたと思います。

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永野 満大

樋口氏はインタビューの中で、よきリーダーになるためには「人間力」を身に付けなければならないと語られた。ここでいう「人間力」とは、単に表現力や、押しの強さといった表面上のスキルだけではない。むしろより重要なのは、経験や苦労に裏付けされたPhilosophy(哲学)を持っていることだという。その話を聞いた私は、自分が表面上のスキルを磨くことばかり気にしていたと気づき、リーダーシップを獲得するための新たな方向性を見出すことができた。

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生川 佳奈

解決策のレパートリーを増やすために、経験の量を増やす事が重要と学んだ。しかし、自身で経験するにも限界がある。そこでケーススタディなどで擬似体験することで、経験の幅と量、厚みを高め、3次元的な経験を蓄積する事ができると教わった。
長期的に活動する場合は、頑張れば届く位置にゴールを定め、そのゴールを積み上げて行くことで、いずれ大きなゴールへと辿り着く事ができると教えてもらった。今回の学びから、卓越した人材になるための具体的な方法を学び取ることができた。
今後、自我を磨くために必要な課題を見出す機会を獲得した。

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藤田 朋美

「疑似体験」と言う言葉と「思いっきり違う文化に振れてみる」というお話が印象に残っています。
実際は時間や状況など多くの制約がある中、教育という枠の中で「疑似体験」をするということがどういう意味を持っていくのか。それは超域イノベーションというプログラムの中にいる私たちが考え続けなくてはならない課題だと思います。確かに実際の「経験」に比べれば「疑似体験」は劣るかもしれません。しかし、「疑似体験」でしか得られないメリットもきっとあるはずです。それが私たちや今後の教育にどのような影響を与えていくのか、意識したうえで、これからの活動に参加していこうと思いました。

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松村 悠子

樋口社長に「キャパシティが大きい」「日本へのエンゲージを忘れない」「英語が無条件に必要」など今後必要とされるグローバル人材の具体的なポイントを提示いただいたことが印象的でした。
また、転職や留学を経験された社員の方から、他人を気にするのではなく、「自分」が何を大事だと思うのかを基準に行動する事が、人生で自分を見失わないために必要であるということを学び、今後進路選択をしていく上で重要な感覚を身につけることが出来ました。最後に、懇親会で役員の方に「将来、必ず君たちのような人材を必要としていると思う」と言っていただき、誇りと自信を持って今後の活動に取り組みたいと思いました。